Friday, March 09, 2007

カードローンやキャッシングサービス

個人向けの、用途が自由(フリー)な金融商品・融資のことを近年キャッシングと呼ぶ例が増えています。
カードローンやフリーローンと呼ばれる金融商品も、基本的には同じものです。
基本的な特徴として、学費ローンや自動車ローンとは違い、ローンの使い道が自由で、担保のいらない無担保ローンのことです。
こうしたキャッシングは、個人向け融資専門の消費者金融会社や、銀行などの金融専門機関、信販会社などが提供しています。
最近では、ネットのみでサービスを行い経費を削減して低金利のサービスを提供するいわゆるインターネット系金融会社も増えています。
キャッシング商品には、信販系・銀行系・消費者金融系・IT系の各社の特徴によってさまざまなサービス上の違いがあります。
たとえば、IT系、ネットキャッシングなどのインターネット専門のキャッシング会社などは、実店舗をおかないことによって人件費を低く抑え、低金利を実現しています。
また、消費者金融系は大口の融資では金利の部分でインターネット系や銀行系のキャッシングサービスに引けをとりますが、小口の融資ではほぼ同じ程度の金利 と、より借りやすいサービスの提供や審査のスピードアップなどによって、小額でのお手軽な駆りやすさを武器にしています。
他方、カードローンやキャッシングサービスのうち、いわゆる銀行系は、やはり低金利や300万円~500万円のフリーローンの提供という大口融資が売りですが、そのぶん貸し出し・融資の審査はやや厳しいという感じです。
さまざまなキャッシング・カードローンサービスがある一方で、利用可能額や金利などは、各会社の商品特性だけでなく、いわゆる顧客特性といわれる顧客層の年齢や職業などによっても変わってきます。
一例として、借り入れ時の審査も比較的スムーズにいく職業として、安定した返済が期待できる公務員などは有利に進むということもあるようです。
大切なのは、こうしたさまざまな要素(キャッシング会社の特性・顧客自身の顧客属性)を認識した上で、計画的な返済計画を持って利用することです。